お子さんがいらっしゃる家庭など、お風呂の中が色々なモノで溢れていて、カウンターまわりがぐちゃぐちゃになっている!という方も少なくないのではないでしょうか。
新築では、お風呂をスッキリさせたい!という方向けに、新築でのお風呂の掃除のポイント、知っておいて損しない収納術を紹介していきます。
それでは、まず今回の記事の要点ポイントです。
・汚れやすい浴槽の掃除は、アクリル系人大「スゴピカ浴槽」にすることで一発解決 ・浴槽の中のミラーは、今使っていなければ不要!コストダウン+掃除がしやすく ・照明はホコリや水アカが付きやすい、照明やドアはNG ・マグネットで壁に設置できる、オススメの収納ボックスを使うと便利 |
1.浴槽のグレードはアクリル系人大で家事ラク
お風呂を日々お掃除していて、大変なポイントを少し想像してみてください。
まず掃除の中でも浴槽は、どうしても次にお湯を張る時にキレイなお湯を使うため、毎日やる方も多いのではないでしょうか。
その浴槽の掃除をラクにするポイントは、「アクリル系人造大理石の浴槽にする」ことです。
ダイシンホームでは、パナソニックのオフローラを標準仕様としています。
特に、パナソニックは浴槽のランクが3つあり、1番グレードの高い「スゴピカ浴槽」がオススメです。
1-1.人造大理石は2種類存在する
各社で「人造大理石の浴槽」は、高いグレードで存在していますが、実は人造大理石の浴槽には2種類あるというのをご存じでしょうか?
1つは、FRP(強化プラスチック)の浴槽に人造大理石のコーティングを行なったタイプの浴槽です。
スタンダードグレードのお風呂のシリーズで採用されている、” 人造大理石 ” の浴槽は、このコーティングタイプが多いです。
もう1つは「全て人造大理石で型を取って製造している浴槽」です。
FRP浴槽やコーティングタイプの人造大理石の浴槽は、樹脂をプレスして製造する作り方が一般的で、数十分で 1 個の浴槽が完成します。
一方、全て人造大理石の素材で作っている浴槽は、アクリル系の樹脂素材を型(かた)に流し込んで鋳造しながらゆっくり固めて作るため、1 個の浴槽を作るのに約 1 時間かかるそうです。(パナソニック担当者 談)
素材全てがアクリル系のガラス素材で作られている、パナソニックのスゴピカ浴槽は 2つ目の素材に当てはまります。
表面が非常に固い素材で作られているため、毎日スポンジでゴシゴシ洗ってもキズがほとんど付きません。
アパートのお風呂など、FRP素材が10年近く使っていると、表面にキズが付いて汚れが付着しやすくなります。
またスゴピカ浴槽はシャワーで流すだけで、汚れがツルんと落ちます。
そのため、スポンジや洗剤でゴシゴシ洗う必要もなく、浴槽の掃除がラクになりますので、ぜひ「スゴピカ浴槽」にしてもらうと良いでしょう。
2.ミラーは今使っていなければ無し
女性の方でお風呂で化粧を落とす、もしくは男性の方も髭剃りをする方はミラーが必要ですが、ミラーの必要性を家族で相談してみましょう。
意外とみんなミラーを使っていなかった?ということもあり得ます。
ミラーは化粧や髭剃りの処理以外に、お風呂空間を広く見せる効果としても有効ですが、一方で掃除の際にはストレスがたまるポイントでもあります。
みなさんもお風呂掃除をしていて、ミラーの裏側ってどうなっているの?と思ったことがある方もいるのではないでしょうか。
取り外し方もよくわからないし、裏側が汚れていそうで怖くて外せない、と思っている方も少なくないと思います。
鏡として機能していないのであれば、鏡表面につく「ウロコ汚れ」も目立ち、掃除の際に大変なポイントでもあるので、思い切ってなくしてみましょう。
ミラーなしでコストも下がり、掃除する場所も減ってスッキリします。
3.壁付け照明・折れ戸はホコリや水アカがたまる
お風呂は毎日シャワーなども使っているので、ホコリはたまりにくいのでは?と思う方もいるのではないでしょうか。
しかしお風呂は常に換気扇が回っていることから、家じゅうのホコリが集まってきます。
そこで壁付けの照明は上にホコリがたまりやすく、天井にフラットな形状で設置できる「フラットラインLED照明」がオススメです。
また、折れ戸も昔のタイプに比べて、通気口が上部になっていることで水アカがたまりにくくなっていますが、どうしてもドアの折れる部分は汚れが蓄積しやすいです。
そしてドア本体だけでなく、下のレール部分も汚れがたまりやすいポイントですので、開き戸にすることで掃除をする場所が減って家事ラクに直結します。
4.マグネットのお風呂グッズを有効活用
最後のポイントは、マグネットを使ったお風呂の壁に直接くっつけるタイプのグッズを紹介していきます。
掃除をラクにしていくと、カウンターた棚なども無くしてしまうと掃除の側面ではスッキリしますが、使い勝手が悪くなってしまいます。
そんなときに、山崎実業のお風呂収納グッズがオススメです。
シンプルなデザインで人気の高い雑貨メーカーですが、このようにお風呂の壁を利用した収納グッズがたくさんあります。
一般的なシステムバスは壁が鉄板で出来ているため、磁石がくっつきます。
ダイシンホームの標準仕様のお風呂もそのようなタイプになっていますので、ほとんどの壁面に磁石で対応できます。
4-1.床に置くモノを浮かせる
上記の写真のように、イスや桶を浮かせることで水が切れて、清潔感を保つことができます。
イスは接している脚の部分がどうしても汚くなってきたり、桶も水がたまっていると桶の中が汚れやすく、お風呂掃除の度に同時に洗っている方も多いのではないでしょうか。
このように収納場所に困らないことと同時に、水が切れる状態で保管できることで汚れが付着しにくくなり一石二鳥です。
◆イスフック / 楽天市場での価格:2,750円 / 個(2022年2月時点)
◆マグネット桶 / 楽天市場での価格:1,760円 / 個(2022年2月時点)
4-2.シャンプーボトルも浮かせる
シャンプーボトルの棚は、シャンプーが垂れて棚がヌルヌルになることもあります。
棚は形状的に、掃除がしにくいタイプもありますので、カウンターのみにして、このような壁面を直接利用するグッズを有効活用するとスッキリさせることができます。
ボトルも、シンプルなデザインでバスルームに取り付けてもスッと雰囲気に馴染んでくれます。
カラーはホワイトとブラックの2色展開になっており、好みを選ぶと良いでしょう。
◆楽天市場での価格:2,090円 / 個(2022年2月時点)
なお、こちらは碧南市堀方町C棟でシャンプーボトルを実際に設置している一例です。
5.まとめ
このように、お風呂の部品の選び方と、組み合わせるグッズでお掃除の手間を軽減できるようになってきます。
最後、もう一度復習の意味で内容を振り返っておきましょう。
・汚れやすい浴槽の掃除は、アクリル系人大「スゴピカ浴槽」にすることで一発解決 ・浴槽の中のミラーは、今使っていなければ不要!コストダウン+掃除がしやすく ・照明はホコリや水アカが付きやすい、照明やドアはNG ・マグネットで壁に設置できる、オススメの収納ボックスを使うと便利 |
その他、様々な豆知識を今後も順次公開していきます。
気になったことがあれば、お気軽にダイシンホームまでご相談ください。