今回は、パナソニックのお風呂の特徴を紹介していきます。
ダイシンホームでは標準的にパナソニックのお風呂を採用していますが、パナソニックの住宅設備機器の中でも、評判が高いのが「お風呂」です。
パナソニックのお風呂にするのであれば、コレを選んだほうがよい!というポイントをご紹介します。
それでは、まず今回の記事の要点からです。
・パナソニックのお風呂は「ラクテク」として、掃除がラクになるテクノロジーが、細かい部分から詰まっている ・汚れがたまりやすい排水口や床と壁のつなぎ目など、一見地味なポイントにこだわっている ・照明は天井埋込のLEDがデザイン性と、清掃性の観点からおすすめ ・カビシャット浴室暖房乾燥機は、浴室内のカビを抑制するだけでなく、洗濯物を浴室内に干した時の生乾きの原因となる雑菌も抑制する |
1. 清掃性で選ぶならパナソニック
出典:パナソニック・カタログ
パナソニックと聞くと、家電のイメージが強いですが、実はお風呂やキッチンなどの住宅設備も製造・販売しています。
数あるメーカー品のお風呂の中でも、パナソニックは「清掃性」が特に優れており、新居ではお風呂の掃除の負担を減らしたい!と思っている方は必見です。
まずは、細かいポイントからお伝えします。
1-1. 一番汚れやすい排水口
出典:パナソニック・カタログ
お風呂掃除で一番いやなポイントの、ぶっちぎり1位の場所と言えば「排水口」ですね。
パナソニックは排水口のヘアキャッチャーで、ステンレス製が選択できます。
樹脂はどうしても汚れが付着しやすいですが、ステンレスは汚れが付着しても落としやすく、絡まった髪の毛もサッと捨てられます。
1-2. トラップもコーティングで汚れを防ぐ
出典:パナソニック・カタログ
見落としがちな掃除の場所として、排水口のさらに奥のトラップの部分にも配慮がされています。
トラップの裏側は、汚れが付着しやすいですが、この裏側に特殊コーティングがされているため、ヌメリ汚れが付着しにくくなっています。
掃除しないといけない場所、という認識がない方も多い排水トラップですが、掃除したことがない方はクルっと回して外してみると、おぞましいことになっていることも…
1-3. 床と壁のつなぎ目も掃除がしやすい
出典:パナソニック・カタログ
これも、細かいマイナーな話ですが、お風呂掃除を日常的にする方であれば「そうそう!」となるポイントです。
パナソニックのお風呂は、壁と床のつなぎ目の部分が、床が少し立ちあがっている構造になっています。
一般的なお風呂の場合、水漏れを防ぐために壁と床のつなぎ目は「コーキング(シーリング)」というプニプニした素材で防水処理されています。
そうすると、そのコーキング部からカビが発生する、またコーキングの裏側などにカビが入り込んでしまうと、掃除も非常に厄介です。
あまり擦ったりすると、コーキングが劣化する原因にもなるので、非常にストレスがたまる箇所でもあります。
パナソニックのお風呂の場合、目地が立ち上がっているので、隅の部分をしっかり洗うことできるので、掃除もサッと一拭きです。
2. 一押しは「スゴピカ浴槽」
出典:パナソニック・カタログ
つづいて、浴槽の材質についてです。
アパートのお風呂などで、浴槽がザラザラして汚れが取れにくい、なんていうイメージはありませんか?
それは、浴槽の材質が原因であることが大きく、多くが「FRP(強化プラスチック)」という素材で造られています。
それに対して、パナソニックの「スゴピカ浴槽」は人造大理石の中でも特に汚れが付着しにくい素材になっています。
2-1. スゴピカ浴槽は「全部 人造大理石」
出典:パナソニック・カタログ
一般的に人造大理石の浴槽と言うと、基本のベース素材がFRPで、表面を人造大理石のコーティングをしている素材が多いです。
この表面だけの人造大理石でも、当然FRPよりも耐久性は高いものの、長年のお風呂掃除などを経ると、キズが付きやすくなります。
一方、スゴピカ浴槽は素材そのものが人造大理石で、硬質のガラス系の素材で製造されていることから、表面が非常に滑らかです。
ショールームなどに行ったときに比べてほしいのが、照明の反射の具合です。
FRP浴槽は照明が当たったとき波々に映りますが、スゴピカ浴槽は鏡のように照明が反射します。
それだけ表面の素材が硬質かつ、滑らかな素材になっている証拠です。
3. フラットラインLED照明はホコリの心配不要
出典:パナソニック・カタログ
つづいては、照明器具も作っているパナソニックならではの特徴です。
様々な照明が選択できますが、一押しの照明は「フラットライン照明」です。
上図のように天井に照明が埋め込まれており、白色と暖色の切り替えも可能な照明になっています。
清掃性の観点から何がいいのか?それはホコリがたまる場所がなくなる、という点です。
一般的なお風呂の照明は、壁に設置されて出っ張っているため、ホコリがたまりやすいのです。
しかし、普段生活している部屋でもないのに、なんでお風呂にホコリがたまるの?と思ったことはありませんか?
それは換気が原因で、お風呂は「局所換気」と言って湿気を排出するために、必ず換気扇が設置されており、洗面所などからホコリを引っ張ってきてしまうためです。
天井に埋め込んであれば、ホコリを掃除する必要もなく安心ですね。
4. カビを抑制する浴室暖房乾燥機
出典:パナソニック・カタログ
パナソニックには、”ナノイー” というイオンを活用したカビやイヤな匂いを抑制するシステムがあります。
お風呂は特にカビが気になる場所ですが、浴室暖房乾燥機で自動的に温度・湿度・結露量を検知して、乾燥する運転をしてくれます。
元々壁も目地が少ないので、カビが発生しにくい構造になっていますが、より一層カビが生えにくい構造になっています。
4-1. 部屋干しで乾きにくい時期などに活躍
出典:パナソニック・カタログ
冬の寒い時期や、梅雨でジメジメしているときなど、部屋干しで洗濯物が乾きにくい時ってありますよね。
そんな時期にカビシャット換気扇が活躍します。
一般的な浴室乾燥機でもいいのですが、部屋干しでカビっぽいニオイになるのが心配な方は、こちらのカビシャット換気扇で解決です。
ナノイーの効果によって、生乾き臭の原因になる雑菌を抑制してくれるため、お風呂の中で乾かしても、イヤなニオイになりにくいです。
このようにパナソニックならではの設備を導入していきたいですよね。
なお、ダイシンホームでは、こちらのカビシャット換気扇を、標準仕様としており分譲建売住宅のほとんどに採用しています。
5. ご見学は碧南市福清水モデルハウスへ
今回ご紹介した、お風呂の掃除がラクになるポイントを盛り込んだ形で設計しているモデルハウスが、23年8月にオープンいたしました。
キッチンでもご紹介している、一押しの設備を盛りだくさんに導入しているモデルハウスになっていますので、ぜひお気軽にご見学ください。
三河はショールームがないので、こちらの碧南市福清水で実邸と共に、水まわり設備もご覧ください。
ダイシンホームでは、ご契約いただいた方の中で、選んでいただいた理由に「分譲住宅とは思えない設備仕様だった」という理由を多くいただいています。
テクノストラクチャー工法による安心の耐震等級3はもちろんですが、このような住宅設備が充実している分譲建売住宅も一度はご見学いただければ、「違い」がわかるでしょう。