ダイシンホームでも標準的に採用している、パナソニックのキッチン「ラクシーナ」で、選ぶべきアイテムを一気にまとめました。

コンロはなにがおすすめ?レンジフードは?カウンターは?

ショールームに行く前に読んでもらうと、ラクシーナの一押しポイントがわかりやすくなります。

それでは、早速今回の記事の要点から見ていきましょう。

  ・パナソニックのキッチンは、総じて「使いやすさ」と「清潔さ」が優れている  ・一番のおすすめはトリプルワイドIH(3連IH)で、非常に使いやすい点がポイント。しかし、横並びになっているIHはパナソニックだけ  ・年末のお掃除でイヤな場所1位となる、レンジフードの掃除が食洗機にプレートを入れるだけで済む「ほっとクリーンフード」がおすすめ  ・作業スペースは、料理のタイミングによって自分でアレンジしやすい設計になっており、調理中の作業がスムーズに  ・ラクシーナでも、人気のグレーカラーの人造大理石カウンターがラインナップ 

1. ラクシーナは「使いやすさ」と「清潔さ」がウリ

出典:パナソニック・カタログ

ラクシーナは、パナソニックの中級~標準グレードのキッチンになっています。

他のメーカーは、高級・中級・標準と3つのグレードに分かれていますが、23年時点ではラクシーナは中級グレードを兼ねる位置づけになっています。

そのため、標準グレードの価格帯のキッチンにも関わらず、オプションを追加していくことで、非常に充実したキッチンに仕上げることができます。

そんなラクシーナの ”ウリ” はズバリ「使いやすさ」と「清潔さ」の2つです。

「ラクテク」、すなわち家事をラクするテクノロジーとして、様々な技術が盛り込まれていますので、その技術を紹介していきます。

2. 【使いやすさ】トリプルワイドIH

パナソニックのキッチンを採用するのであれば、ぜひおすすめしたいトリプルワイドIHです。

これは、パナソニックのキッチンだけの特徴であり、今まで導入いただいた方の声を聞いても満足度が高いアイテムです。

2-1. 使いやすいポイントは3つ

出典:パナソニック・カタログ

トリプルワイドIHでの使いやすいポイントは3つです。

1つ目は、鍋が3つ横並びに置いて、3つとも同時に使いやすい点です。

一般的なIHは「俵型」と呼ばれていますが、3つのコンロが三角形になっており、奥のコンロは使いにくく、使用頻度が低いことはみなさんもよくわかりますよね。

その点、トリプルワイドIHは横並びで使えるため、上図の写真のように ①スープを作る ②パスタソースを作る ③パスタを茹でる 、この3つの作業が同時にできるため、時短にもなります。

そして2つ目は、3つ横並びなっていることでコンロの手前側が作業スペースとして活用できるポイントです。

出典:パナソニック・カタログ

一般的なIHは三角形になっていることから、カウンターの端ギリギリまであり、手前を作業スペースにすることは難しいですが、トリプルワイドなら作業スペースになります。

また、コンロ自体が奥に位置しているため、鍋の持ち手がカウンターからはみ出さずに、作業性もよくなります。

最後の3つ目は、お子さんや家族と横に並んで作業がしやすい点がポイントです。

きっと料理が楽しくなるコンロになります。

2-2. 一般的なIHより「フチ」が少ない

出典:パナソニック・カタログ・他

こちらはマイナーなポイントですが、トリプルワイドIHはカウンターとの厚みの差は、CD1枚分!

一般的なIHは段差が高くなり、汚れがたまりやすいですが、トリプルワイドならその心配も不要です。

段差が少ない分、鍋などを少しズレて置いたりしても、傾きにくく安心感があります。

2. 【清潔さ】10年間ファンのお手入れ不要のレンジフード

2つ目のポイントは、レンジフードです。

出典:Sirabee

このように年末の掃除で不人気の不動の1位と言えば、キッチンのレンジフードです。

このイヤな油汚れの掃除が「超」簡単になるレンジフードが、パナソニックを採用される方の中でも人気です。

出典:パナソニック・カタログ

メカニズムとしては、レンジフードに「ラクウオッシュプレート」という油を約8割カットする専用のプレートが付いています。

年末のお掃除は、このプレートを食洗機に入れて洗うだけで終了!です。

一番掃除が面倒なシロッコファンには、従来に比べて約1割程度しか油が付かないため、ファンの汚れ自体はかなり少なくて済みます。

ちなみに、ファン自体も汚れさえ気にさえしなければ、吸い込み性能などは10年間は変化しないので、本当にプレートを食洗機に入れるだけで掃除が終わってしまう、まさにラクテクです。

なおファンの取り外しもワンタッチで、だれでも可能なので、そういった点でも油汚れでベタベタになっているファンの掃除としては嬉しいポイントです。

2-1. トリプルワイドとの組み合わせで「頭をぶつけにくい」

ちなみに、上記で紹介したトリプルワイドと組み合わせるレンジフードは、コンロと同じように少し奥に引っ込んでいます。

そのため、身長が高い方はレンジフードの角で頭をぶつけにくくなる、という隠れたメリットがあります。

トリプルワイド用のほっとクリーンフードもありますので、この2つを組み合わせると、快適そのものです。

3. 【使いやすさ】シンクまわりもストレスフリーな設計

3点目は、シンクまわりの使いやすさがポイントです。

出典:パナソニック・カタログ

スラくるネットを使うと、作業時はシンクの上まで作業スペースとして活用できるため、実際のカウンターの作業面積より広く使うことができます。

このネットは、シンクの上を左右にスライドすることができるため、作業台としても使える一方、表裏をひっくり返すと「洗ったものの一時置き場」になります。

よく野菜などを洗って、切るまでの間などにどこに置いたらいいか分からなくなる時ってありますよね。

そんな ”ちょっとしたストレス” を上手く解決してくれるのが、ラクシーナのいいところです。

3-1. トリプルワイドのデメリットを補完する

先ほど紹介したトリプルワイドIHですが、横並びになっているのは使いやすいのですが、一方で真ん中の作業スペースが、一般的なIHに比べて少し小さくなってしまう点が、デメリットでもあります。

そんなデメリットを補完する形で、このプレートを上手く活用すると、作業スペースを拡大できるため使い勝手がよくなります。

なおダイシンホームの標準仕様では、こちらのプレートが付属しています。

4. デザイン性も進化で人気のグレーカウンター

出典:パナソニック・カタログ

使いやすさ・清掃性に焦点を当ててご紹介してきましたが、気になるデザイン性も少し解説しておきます。

キッチンの人造大理石のカウンターと言えば、だいたいホワイト色が一般的で、このようなブラックやグレー色は高級グレードのキッチンでしか選べない、というのが定説でした。

しかし、ラクシーナでもこのようなグレー色かつ、マットなエンボス加工がしてあるカウンターが新しくラインナップされました。

これでキッチン全体を高いシリーズにせずとも、高級感があるデザインが可能になっており、住宅設備機器全体が値上がりしている昨今は嬉しいポイントです。

5. まとめ

パナソニックのラクシーナは、他社のキッチンに比べて上記のような「使いやすさ」と「清掃性」に優れている点が特徴です。

キッチンはデザイン性を重視していくと、どうしても普段使いとしては使いにくかったり、機能性に欠けてきがちですが、気にせず使いやすいキッチンにしたい!という方にラクシーナはおすすめです。

また、他社にはないようなトリプルワイドIHも発売して15年以上経っているロングスパンの商品なので、今のところは無くなるといった心配もなさそうですよ。

5-1. 今回紹介したキッチンも採用しているモデルハウスがオープン

今回の記事で紹介したポイントを盛り込んだラクシーナも採用しているモデルハウスを23年8月にオープンしました。

こちらも合わせて、気になる方はお気軽にご見学ください。

見学の予約はこちらから!https://www.daishinhome.jp/visit/

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